警備業法によれば、警備業は「施設警備業務」「交通誘導警備業務(または雑踏警備業務)」「輸送警備業務」「身辺警備業務」の大きく4つに分類されています。

施設警備業務とは、ビルやショッピングセンター、工事現場、娯楽施設などで常駐・巡回しトラブル防止や緊急時の対応に努めるものです。
交通誘導警備は道路工事現場やイベントなど、多数の人や自動車が密集する場所で誘導や危機管理を行います。
また現金や美術品、危険物などの物品輸送にあたって警護を担当するのが輸送警備業務、人物や団体への危害を防止するいわゆるボディーガードが身辺警備業務です。これら4つの分野ごとに勤務場所の環境や警備の対象が異なるため、求められるスキルにも違いがあります。